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OS(Windows)のエラーメッセージに関する情報



起動・終了編


Q1 再セットアップすると「NO ROM BASIC SYSTEM HALTED」とエラーが表示されて Windows が起動しない 。
A1 「FDISK」コマンドで領域を取り直す際に、アクティブの領域が全く設定されていない場合、バックアップ CD-ROM のコピー後の再起動で上記エラーが表示されて動作が止まります。

この場合、再度「FDISK」コマンドにて領域を削除した後、再度領域を取り直して C ドライブをアクティブに設定した後、再セットアップをやり直してください。

Q2 Windowsの起動時(デスクトップが表示された直後)や終了時に Msgsrv32 関係のエラーが出て正常に起動・終了出来ません。
A2 いろいろな原因が考えられますが、起動時や終了時のサウンドを鳴らないようにする事で解消される場合があります。
  1. 起動時にエラーが出る場合は一旦セーフモードで起動する。
  2. 「スタート」−「コントロールパネル」から「サウンド」をダブルクリックする。
  3. サウンドのプロパティが表示されるので、「音を鳴らす場面」の「Windowsの起動」ないしは「WIndowsの終了」をクリックする。
  4. 「サウンド名」の「▼」をクリックするとリストが表示されるので、一番上の「(なし)」をクリックする。
  5. 「OK」を押してサウンドのプロパティを閉じる。
  6. コンピュータを再起動する。
  7. 一旦再起動した後に、再度元通りサウンドを設定して、エラーが発生しないかどうか確認してみて下さい。

Q3 パソコンの電源を入れたら「Invalid System Disk」と表示され起動しない。
A3 主な原因として、次のことが考えられます。
  • フロッピーディスクが挿入されたままになっている
  • 増設した周辺機器原因
  • WindowsOSがこわれた。(ソフトウエアがおかしくなった)
  • パソコンのハードウエアトラブル

Q4 PC本体起動時に「Operating System Not Found」と表示され、OS が起動しない。
A4 主な原因は下記のことが考えられます。
  • フロッピーディスクが挿入されたままになっている
  • 増設した周辺機器原因
  • Windows OS がこわれた。( ソフトウェアがおかしくなった)
  • パソコンのハードウェアトラブル

Q5 パソコン起動時に「キーボードエラー」がでて起動しません。
A5 下記の内容を確認してください。
  1. キーボードを挿し直してみる

  2. キーボードを一旦抜いて再度しっかりと差し込み直します。

  3. キーボードのUSBコネクタの差込口を他に変えてみる

  4. パソコン前面のUSBコネクタに接続していた場合は背面のUSBコネクタなど、他のUSBコネクタに変えてみます。

  5. ワイヤレスキーボードの場合
    電池の消耗 や 無線の設定 がおかしくなっている可能性があります。

  6. BIOS の初期化を行ってみる
    BIOS の状態を工場出荷状態(初期状態)に戻してみます。

  7. BIOS をアップデートをする。
    アップデートができるのであれば、試してみてください。

  8. ハードウェアの故障

Q6 Windows XP を起動するたびに「システムは深刻なエラーから回復しました」が表示される。
A6 Windows XP の不具合です。
Microsoft社より修正プログラムが提供されています。

Q7 起動時に「CriticalBattey...」というエラーが表示され起動しなくなった。
A7 パソコン起動時に「CriticalBattey...」が表示され、起動しなくなってしまった場合には、下記の内容を確認してください。
  • ACアダプタ(電源コード)を抜き差ししてみる
    ACアダプタ(電源コード)のパソコン側と電源コンセント側両方を一旦抜いてから再度しっかりと挿しなおしてみます。

  • バッテリをセットし直してみる
    バッテリを一旦外し、接触部分にほこりや汚れなどが付着していないかどうかを確認します。
    再度パソコン本体にセットします。
    バッテリの取り外し/取り付けについては添付のマニュアルを参照してください。

  • 上記項目を行ったが改善されない場合
    上記の項目を全て行ってもでも改善されない場合は、故障診断・修理受付を行っていますのでご相談ください。

Q8 Windowsの起動時やインターネット接続時に「MTXのページ違反」が出るようになってしまいました。
A8 コンピュータウイルスの「MTXウイルス」に感染している可能性があります。

ウィルス検知ソフトで、ウイルス定義ファイルを最新にしてからウイルスチェックを行ってください。

Q9 Windows Me で Windows 起動時、「システムのトラブルシューティングに対して、起動オプションを選択する が選択されています。」というメッセージが表示されます
A9 Windows Me 起動時に、「システムのトラブルシューティングに対して、[起動オプションを選択する] が選択されています。」というメッセージが表示される場合があります。

システム設定ユーティリティの設定はそのままでメッセージを表示させないようにするには、以下の操作を実行します。
【操作手順】
  1. エラーメッセージが表示されているダイアログ ボックスの「今後このダイアログを表示しない」チェック ボックスをクリックしてオンにします。
  2. 「OK」ボタンをクリックして閉じます。
システム設定ユーティリティで「起動オプションを選択する」設定になっていることを確認するには、以下の操作を実行します。
【操作手順】
  1. 「スタート」ボタン→「ファイル名を指定して実行」の順にクリックします。
  2. 「名前」ボックスに「msconfig」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
  3. 「起動オプションを選択する」ラジオボタンがオンになっていることを確認し、「OK」ボタンをクリックして閉じます。

Q10 起動時に「CMOS・・・ press F1 to resume」と表示され、起動しません。
A10 このエラーメッセージが表示された場合、本体(ハードウェア)が故障している可能性があります。
故障診断・修理受付を行っていますのでご相談ください。

Q11 ドライブのプロパティからエラーチェックを行うと、起動時のエラーチェック後に再起動が実行されない。
A11 Windows XP で、ドライブのチェックを行うと、次回起動時のドライブのエラーチェック後、「Please wait while your computer restart.」のメッセージが表示されたまま再起動が実行されない場合があります。
この現象は、ディスプレイのドライバをアップデートすることで回避できます。

なお、以下の方法で現象を確認することができます。
【操作手順】
  1. チェックするドライブを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

  2. 「ツール」タブをクリックし、「チェックする」ボタンをクリックします。

  3. 「ファイル システム エラーを自動的に修復する」のチェックボックスにチェックを入れて、「開始」ボタンをクリックします。

  4. 「ディスク検査のユーティリティは Windows ファイルの一部に排他アクセスが必要なため、ディスクの検査は実行できませんでした。これらのファイルは Widnows 再起動後にのみアクセスできます。次回のコンピュータの再起動後に、このディスクの検査を実行しますか。」というメッセージで「はい」ボタンをクリックし、パソコンを再起動します。

Q12 パソコンを起動すると「Non-system disk Prease any key to retry...」とメッセージが表示される 。
A12 次の原因が考えられます。
  • パソコンに対応した起動システムが入っていないフロッピーディスクがフロッピーディスクドライブ(またはUSB接続フロッピーディスクユニット)に挿入されている場合

  • 中途半端なデータが書き込まれたCD-R/CD-RWやMO等でも同様の現象が起きる可能性があります。
フロッピーディスクドライブからフロッピーディスクを抜いて、パソコンを起動してみてください。
CD-R/CD-RW や MO 等で同様の現象が起きましたら、それらを抜いた状態でパソコンを起動してください。

Q13 パソコンの電源を入れたら「NO SYSTEM FILES」とメッセージが表示され起動しない 。
A13 次の原因が考えられます。
  • フロッピーディスクをフロッピーディスクドライブに挿入したままパソコンを起動している
パソコンに対応した起動システムファイルが入っていないフロッピーディスクがフロッピーディスクドライブ(またはUSB接続フロッピーディスクユニット)に挿入されている場合にメッセージが表示されます。
フロッピーディスクドライブからフロッピーディスクを抜いて、パソコンを起動してみてください。

Q14 Windows 2000/XP で、起動時あるいはパソコン使用中に突然「STOP : 0x000・・・」と書かれたブルーバックの画面(以下、STOP エラー)がでてしまい、操作が出来なくなってしまう。
A14 ここでは、STOP エラーが出た場合の対処方法について説明します。
【対処方法】

※ 以下の対処方法実行後、正常起動ができる場合、まずフロッピーディスクや CD-R/RW 等外部メディアへの バックアップ をとっておくことをお勧めします。
  1. キーボードの「Ctrl」キー、「Alt」キー、「Delete」キーを同時に押して再起動できるか、その後 Windows が正常起動ができるかどうか確認してください。

  2. パソコン本体を放電します。パソコン本体とディスプレイの電源を切り、コンセントを抜いてから、パソコンとディスプレイの電源ボタンを何度か押します。 (実際には電源は入りませんが、この操作でパソコンに帯電している電気を放電できます。)
    その後起動できるかどうか試します。

    ※ 放電した後、起動できるようであれば、データのバックアップをとってください。

  3. ウイルスが原因でも STOP エラーが発生する場合があるので、Windows が起動できたら「ウイルス」に感染していないか確認してください。また、 スキャンディスク を行うこともお勧めします。

  4. STOP エラーが発生する直前に追加した アプリケーション があれば、それをアンインストールしてみます。 (Windows が正常起動できない場合は SAFE モード で起動してみてください。そして、SAFE モードモード上でアプリケーションをアンインストールしてください。)

    ※ アプリケーションをアンインストールして起動できた場合は、そのアプリケーションが原因と考えられます。アプリケーションの再インストールをおこなってください。

  5. 拡張オプションの「前回正常起動時の構成」で起動できるかどうか試します。

  6. STOP エラーが発生する直前に追加した デバイス があれば、パソコン本体の電源ボタンを長押して電源を落としてから、直前に追加したデバイスをはずして再起動します。
    それでも起動できない、あるいは直前に追加したデバイスがない場合、増設しているデバイスをすべてはずします。メモリは、増設したものははずし、交換している場合はパソコン購入時に設置されていたメモリに戻します。パソコン購入時の構成だけで Windows が起動できるかどうか試します。

    ※ 増設機器を全てとりはずして起動できた場合、それまで増設していたデバイスが原因の可能性があります。

  7. 以上の操作や作業を行っても改善しない場合、OSまたはパソコンに不具合が発生している可能性があります。

    OSの修復には、最終的に再セットアップを行う必要があります。
    これは、本体の故障が原因か Windows やドライバが原因なのか調べる手段でもあります。

Q15 パソコンの電源を入れると真っ黒の画面に英語のメッセージが表示されます。
  • Missing Operating System
  • Operating System Not Found
  • Invalid system disk
  • DISK BOOT FAILURE
  • Non-System disk or disk error
  • Remove disks or other media. Press any key to restart
  • Boot Failure Insert Boot diskette in A: press any key when ready
A15 次のことを確認してみましょう
  • パソコンにフロッピーディスクやCD-ROMディスクがセットされていませんか?
    セットされている場合はディスクを取り出し、キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを同時に押してパソコンを再起動してください。
    再起動後、正常にパソコンが起動するか確認します。

  • ハードディスクは正常に動作していますか?」
    フロッピーディスクなどがセットされていない場合、ハードディスク内のシステムファイルが破損しているか、または、ハードディスクの故障の可能性があります。
    この場合は、まず、ハードディスクが正常に動作しているかを確認します。

  • メッセージが「Boot Failure Insert Boot diskette in A: press any key when ready」の場合は、OS がインストールされた領域をアクティブにする

Q16 Windows起動時に「プログラム開始エラー 必要なDLLファイル PNCRT.DLL が見つかりませんでした。」とエラーメッセージが表示された。
A16 アプリケーションのアンインストールなどなにかの原因で、PNCRT.DLL ファイルが一緒に削除されてしまった可能性があります。
PNCRT.DLL ファイルは RealPlayer などが使用するファイルです。
このエラーが発生した場合、RealPlayer を一度アンインストールし、再度インストールすることで、エラーを回避する事ができます。

アンインストールするには、「アプリケーションの追加と削除」などから削除してください。
再インストールするには、Real Networks 社が提供する RealPlayer など、お使いのソフトウェアをダウンロードしインストールしてください。

Q17 パソコンを起動すると「Explorer.exe エントリポイントが見つかりません。プロシージャ エントリ ポイント SHCreateThreadRef がダイナミックリンクライブラリ・・・から見つかりませんでした」と表示されます。
A17 Windows XP Service Pack 2(SP2)をインストールしている場合に発生することがあります。
このメッセージが表示された場合、Windows XP Service Pack 2(SP2) のインストールが正常に完了していない可能性があります。

そのため、パソコンの状態が不安定になっていますので、以下の手順で Windows XP Service Pack 2(SP2) を削除した後、再度、SP2 をインストールしてください。
【操作手順】
  1. キーボードの「Ctrl」キー、「Shift」キー、「Esc」キーを同時に押して、「タスクマネージャ」画面を表示します。

  2. 「アプリケーション」をクリックし、「新しいタスク」をクリックします。

  3. 「名前」欄に半角文字で「appwiz.cpl」と入力し、「OK」をクリックします。

  4. 「更新プログラムの表示」をクリックしてチェックを入れます。

  5. プログラム一覧から「Windows XP ホットフィックス - KB834707」をクリックして選択し、「削除」をクリックします。

  6. 続いて表示される画面にしたがって、「Windows XP ホットフィックス - KB834707」を削除してください。

    「Windows XP ホットフィックス - KB834707」が一覧に表示されない、または、削除に失敗する場合は、こちらのマイクロソフト社ホームページに記載されている「解決方法」欄をご覧ください。

  7. 「Windows XP ホットフィックス - KB834707」を削除した後、「スタート」→「コントロールパネル」をクリックします。

  8. 「プログラムの追加と削除」をクリックします。

  9. プログラム一覧から「Windows XP Service Pack 2」をクリックして選択し、「削除」をクリックします。

  10. 「Windows XP Service Pack 2(SP2)」の詳細な削除手順については、こちらをご覧ください。

  11. Windows XP Service Pack 2 を削除した後、パソコンを再起動します。
    再起動後、再度、Windows XP Service Pack 2(SP2)のインストールを行ってください。
以上で操作完了です。


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