ホームページにアクセスしたときなどに、エラーが表示されたことってありますよね。
そのときに、出るエラーコード(エラー番号)でその原因が大まかにわかるのです。
ここで、その意味を解説してみますね。
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まずは、エラーコードの種類を大まかに見てみましょう。
- 200 〜 299
200 〜 299 の範囲の応答は、クライアント(依頼者)の要求が正常終了した(要求は受け取られ、理解され、受諾された)ことを示す。これは通常当たり前の事なので、君がこの応答コードを見たり、聞いたりすることは無いと思います。
- 300 〜 399
300 〜 399 の範囲の応答は、リダイレクションを行った場合のコードです。要求は実行されなかったということと、クライアントがその要求を正常終了させるためには、さらにアクションが必要であることを示す。
- 400 〜 499
400 〜 499の範囲の応答は、クライアント・エラーを示す。クライアント要求が未完了であると云うことだ。(クライアント側で必要な詳細情報が示される場合がある。)
- 500 〜 599
500 〜 599 の範囲の応答は、サーバ・エラーを示す。最後に、サーバがエラーを検出したためクライアントの要求を実行できない場合を意味する。
では、詳しくエラーコードのいくつかを見てみましょう。
- 400 - Bad Request
あなたがリクエストしたドキュメントをサーバが理解できないのです。
間違ったURLをタイプしていませんか? もう一度確認して試してください。
URLが正しくてもエラーコードが出る場合は、そのドキュメント自体に問題があるかもしれません。あなたが是が非でも見たいなら、そのサイトのウェブマスターか管理者に連絡を取る必要がありますね。
- 401 - Unauthorized
このサイトにアクセスするためのパスワードを持っていますか?
このエラー・メッセージは、このサイトに入るためには許可(通常、ユーザー名とパスワード)が必要である事を意味する。権利を持っているのにエラーコードが出るなら、タイプミスしていないかもう一度トライしてください。それでもダメなら何らかの問題があるということです。サイト管理者に連絡てみましょう。
- 403 - Forbidden
サーバはあなたのことを覚えていないし、処理を行いたくないと言っています。
君が許可も無いのにアクセスしようとしたことが明らかだね。君が正しいパスワードを持っているなら、サーバに問題がある。直ちにサイト管理者に連絡すること。
- 404 - Not Found
おそらくこのエラーコードを見る機会が最も多いだろう。
指定されたURLでのドキュメントは存在しないと云っている。君のURLの間違いがないかもう一度試そう。或いは、サーバの別の場所へ移転しているかもしれない。URLを少しずつ削ったり、検索したりして辺りを散歩するのもいいでしょう。工夫を凝らしても見つからない場合は、そのサイトがもはや存在しない可能性が非常に高い。失われたウェブ・ページの一つとして線を引き、ネットサーフィンを続けよう。
- 500 - Internal Server Error
これは全くあなたのミスではありません。残念ながらサーバの内部エラーに遭遇したのだ。
CGI などのスクリプトの記述ミスや破損により、実行することができなくてエラーとなるのです。
どうしても心配なら、サイト管理者に連絡をとるのがいいでしょう。
- 501 - Not Implemented
基本的に、あなたがサーバでは実行不可能なアクションを要求したという訳です。
この場合はあなたに出来ることはない。
- 502 - Service Temporarily Overloaded
あまりにも大勢のユーザーのアクセスが集中していたり、誰かがサーバを点検していたりして、一時的にあなたのリクエストを受け付けないのです。
少し時間をあけて再アクセスするか、渋滞の少ない深夜などに試してみよう。
- 503 - Gateway Timeout
あなたのインターネット接続回線が切れている。
これにはいくつかの理由が考えられる。最も多いのは、あなたが予め決められた時間内を守らなかったので、サーバが通信を切断した時ですね。他にはゲートウェイや代理サーバがタイムアウトになったとも考えられますね。
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