ヘッダー |
ヘッダーの意味 |
【From:】 |
メールの差出人のアドレスを表します。
「From:」には以下の4種類のパターンがあります。
From: address
From: <adress>
From: Full Name <address>
From: address (comment) |
【To:】 |
差出人が指定した宛先のメールアドレスを表します。
複数アドレスが指定された場合には「,(カンマ)」で区切ります。 |
【Cc:】 |
「Carbon Copy」(カーボンコピー)の略で、「To:」で指定した宛先に送信されるメールと同じ内容のものを、「Cc:」で指定した宛先にも送信することができます。
また、Cc: ヘッダーを見ることで、受信者側でもこのメールのコピーがどのアドレスに送られたかがわかります。
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【Date:】 |
メールが送信された時刻を表します。
下記のように曜日、日、月、年、時間、時刻ゾーン、という順番に表示。
Date: Thu, 3 Sep 1998 15:43:27 +0900
時刻ゾーンとは GMT(グリニッジ標準時)を基準にして何時間の時差があるかを表しています。
GMT を基準にして時間が進んでいるときは「+」、遅れているときは「-」で表示されます。
日本の場合は GMT に対して9時間進んでいるので「+0900」となります。
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【Subject:】 |
メールの題名・件名を表します。 |
【X-Mailer:】 |
差出人が使用したメールソフトやそのバージョンを表します。 |
【Message-ID:】 |
メッセージを一意に識別するためのID情報です。
同じ内容のメールでもすべてのメールがそれぞれの Message-ID を持っています。 |
【Received:】 |
メールが配送されたルート(経路)を表します。主な意味は以下の通りです。
from: どの配送システムから配送されたかを表す。
by: どの配送システムが受け取ったかを表す。 |
【Return-Path:】 |
メール送信元へのリターンアドレスを表します。
このヘッダーで表示されるアドレスは、From: や Reply-To: のように返信のために使用するアドレスではなく、メール配信エラーのために使われるアドレスになります。
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【Reply-To:】 |
受信したメールに対して返信をしたときには「From:」に表示されているアドレス宛に送信されますが、「Reply-To:」 でアドレスを指定すれば、そのアドレス宛に返信されます。
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【Errors-To:】 |
何らかのエラーが発生した場合に、指定したアドレスにエラーメッセージを伝えることができます。
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【MIME-Version:】 |
MIMEのバージョンを表します。
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【Content-Length:】 |
メッセージ本文の大きさを表します。
サイズは 10進数表記のバイト数で表示されます。 |
【Content-Type:】 |
メッセージ本文の種類を表します。
種類には Text、Image、Audio、Video、Application、Multipart、Message があります。
例えば「text/plain」とは通常のテキストを表します。
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【Content-TRansfer-Encoding:】 |
どのような方法でエンコードされたかを表します。
Content-TRansfer-Encoding: 7bit
→ エンコードなしの通常の 7bit 形式メール
Content-TRansfer-Encoding: base64
→ MIME(BASE64) でバイナリーを ASCII テキストに変換
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【X-UIDL:】 |
POP (受信)サーバーが届いたメールを区別するために、メールごとに自動でつける場合があります。 |