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わが子の死をみつめて

by アラスカ


血小板 出来事 私の要望
測定値
血小板 正常値 -------------- 15万〜40万

7月26日6時45分TO病院 ------- 4万台

7月26日8時30分搬送先病院 --- 3万7千

血小板が1時間ちょっとの間に激減している。
いかに急速に悪化しているかがうかがえる。
生き物は出血があると止血しようと、血液を凝固させる血小板を使う。

しかし、ここまで血小板が少なくなると血が止まらなくなり、さらに出血する危険があった。
だから搬送先で血小板の輸血をした。

「朝8時30分に受診して下さい。」というほのぼのとした言葉を守って自宅にいたら血小板をもっと減らしただろう。
そうなると血が止まらず、子宮を取る可能性も高くなった。
ただでさえ危険だったのだから、自宅にいたら自分も確実に危なかった。

後に、TO病院の方に「自分の命が合って良かった。子宮があって良かった。」と思うように言われた。
しかし、TO病院の方にはそうした言葉をかけられたくはない。

患者からの度重なる連絡に対して、専門医を呼ぶか再診をすすめる等標準的な対応をしていたら、死への道が断ち切られただろう。と、一生悔やむ遺族は私達だけでたくさんだ。どうか同じ間違いを繰り返さないで欲しい。


時間 出来事 私の要望

"搬送先の病院のICUで
  • 子供の死
  • 子宮取る可能性ある
  • 自分の命が危険
  • DICである→ disseminated intravascular coagulation(播種性血管内凝固)
     DICは固まった血液が全身にとんで塞栓を起こすと同時に出血が止まらなくなるもの
  • 輸血する
旨伝えられる。
DICになると多くの臓器が機能しなくなり、死ぬこともある。
特に産婦の出血はDICを起こしやすいと分かっているのだからTO病院で早く対応して欲しかった。

8月8日 「輸血を受けた女性が感染して死亡した。
その血液は回収されず別の人に輸血された」というニュースを見る。
7月26日に輸血し、8月初めにこれらのニュースを見れば心配になる。
病院の対応によっては、輸血することも無かったかもしれない。

8月12日 「感染の疑われる血液が誤って医療機関に出荷されていた」というニュースを耳にする。


8月末 下腹部痛で他院受診


9月3日 出血で他院受診


9月14日 出血が10日以上続くため他院受診
この件は子供が亡くなり終わったのではない。
残された私も後遺症に苦しんでいる。
体はいつもとに戻るか分からない。
しかし、できる仕事を少しずつ始めていき、やがては施設を立ち上げたい。

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